ニュース 電子 作成日:2009年6月22日_記事番号:T00016125
明基友達集団傘下のカラーフィルター(CF)メーカー、達虹科技(CANDO)は、画面タッチ操作をサポートする米マイクロソフト(MS)の次世代基本ソフト(OS)「ウインドウズセブン(Windows7)」の発売を目前に、タッチパネル製品の出荷を増やし、売上高に占める同製品の割合が上半期の2%から年末には20~30%まで急拡大する見込みだ。22日付工商時報が伝えた。
達虹は上半期からGPS向け4.8インチ製品などを少量出荷しているが、先ごろMSの認証を取得しており、7月からノートパソコン用のタッチパネル出荷が増加する見込みだ。林冠頴総経理によると、昨年設置した月産6万枚の生産ラインに加え、来年は第4.5世代工場でタッチパネルの生産を開始、将来的には5世代以上の大型タッチパネル専用工場を導入する可能性もあるという。
同社は昨年パネル不景気のため赤字が10億台湾元(約29億円)に達し、今年第1四半期も売上高が5億6,600万元と低迷した。ただ、4~5月売上高は第1四半期通期を超える累計5億8,300万元に上り、5月は単月で損益均衡を達成しており、年内は毎月出荷量が増加する見込みだ。
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