ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾大寛頻、デジタルTVサービスに参入


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月23日_記事番号:T00016142

台湾大寛頻、デジタルTVサービスに参入

 
 台湾大哥大(タイワン・モバイル)傘下の台湾大寛頻は22日、7月からデジタルテレビ放送サービス「New TV」の提供を開始すると発表した。同サービスでは既に14チャンネルの独占代理放送権を取得しており、今年中にチャンネル数、代理権獲得金額ともに放送コンテンツ業者上位3位入り、およびサービス開始後1年での同事業における黒字転換を目指す。23日付経済日報が伝えた。

 台湾大哥大は傘下にケーブルテレビ(CATV)配信業者、台固媒体(TFNメディア)を擁し、台湾大寛頻はCATVおよびブロードバンドインターネットユーザーの獲得を担当する。

 同社は、年内にデジタルテレビ視聴者をCATVユーザーの3~5%(1万6,500~2万7,500件)に引き上げ、デジタルテレビサービスの無料提供で、ブロードバンドユーザーを6月中に10万、年内に12万件まで増やしたい考えだ。

 また台固媒体の鄭俊卿総経理は、今後3年でセットトップボックス(STB)7万~10万台の調達や、番組制作などに約10億台湾元(約29億円)を投入する計画を明らかにした。