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Q1の台湾PC市場、成長はHPのみ


ニュース 電子 作成日:2009年6月23日_記事番号:T00016154

Q1の台湾PC市場、成長はHPのみ

 
 市場調査機関IDCによると、第1四半期の台湾パソコン市場で、上位3ブランドのうち出荷台数が成長したのはヒューレット・パッカード(HP)のみで、宏碁(エイサー)および華碩電脳(ASUS)はともにマイナス成長となりシェアを24%前後まで縮小させた。HPは同期、低価格ノートPCを多機種発売し、PC全体で2%の成長となってシェア11%を獲得した。なおIDCは、台湾市場におけるノートPC出荷台数は今年通年で5.1%のマイナス成長と予測している。23日付工商時報が報じた。

 台湾HPの王漢彪・個人系統事業処総経理は下半期の見通しについて、「商用機種については第3四半期、政府調達の入札が相次いで実施され、当社はデスクトップ、ノートともに数件の落札が期待できる」と語り、コンシューマ向け市場でも下半期は上半期より大きく成長すると楽観的な見方を示した。

 ノートPCに関しては今後、エイサー、ASUSがインテルCULVプラットフォーム搭載機種に注力するのに対し、HPはAMDの低価格プラットフォーム「Yukon」搭載機種で応戦する構えだ。