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クアンタと原相、光学式タッチパネルで提携


ニュース 電子 作成日:2009年6月23日_記事番号:T00016155

クアンタと原相、光学式タッチパネルで提携

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は22日、CMOSイメージセンサー大手の原相科技(ピクスアート・イメージング)と、光学式タッチパネル用ASICの設計を委託する提携の覚書を交わした。クアンタは原相が設計したASICをデスクトップおよびノートPCに応用し、タッチパネル機能を広くサポートするマイクロソフトの次期OS(基本ソフト)、ウインドウズセブン(Windows7)が出回るクリスマス前に製品を出荷する計画だ。23日付工商時報が報じた。

 原相の黄森煌総経理によると、光学式タッチパネルは抵抗膜方式および静電容量方式と比べ、生産およびメンテナンス上のコストが安く、耐久性にも優れるというメリットがある。特にディスプレイサイズが10インチを超える場合は、大きくなればなるほど光学式のコスト面での優位性が拡大するという。

 また原相は、カナダのスマートテクノロジーズからDViT(デジタル・ビジョン・タッチ)技術ライセンスを取得しており、ASICに関する技術については、中国、台湾において原相の独占ライセンスとなっている。