ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

失業率、9月に好転=劉行政院長


ニュース その他分野 作成日:2009年6月24日_記事番号:T00016166

失業率、9月に好転=劉行政院長

 
 5月の失業率が5.82%と過去最高になったことを受け、劉兆玄行政院長は23日、6、7月も失業率はわずかに上昇を続けるものの、9月には下落し始めるとの見通しを示した。ピーク時には6%に達すると予測している。24日工商時報が伝えた。

 劉院長は「5月の失業率も経済建設委員会(経建会)の想定の範囲内だ。政府の失業対策の効果が出始める9月には失業率が下がり出す」と述べた。

 邱正雄副院長は、政府主催で7月1~17日に計14回開催する就業博覧会で、参加企業100社以上と新卒者約1万3,000人の就職仲介を行うと語り、卒業シーズンで5月の失業者数が過去最高となったが、就業者数も上昇していると強調した。

 また、尹啓銘経済部長は、加工輸出区の無給休暇対象者が2月の2万6,000人から5月には2,000人まで大幅に減少したと指摘し、政府による失業対策に加え、多くの電子メーカーによる第4四半期の楽観予測を基に、2009年末~10年初めには失業率が好転するとの見方を示した。