ニュース 運輸 作成日:2009年6月24日_記事番号:T00016170
24日付経済日報によると、海運業界では7月1日から、アジア~欧州を結ぶ航路の運賃を現在の1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり700米ドル余りから、200~300米ドル引き上げ、900米ドル以上とすることを検討している。実現すれば、長栄海運(エバーグリーン・マリン)、万海航運(ワンハイラインズ)、陽明海運(ヤンミンライン)の増収につながりそうだ。
海運業者によると、現在積載率はやや上昇しているものの、原油価格が上昇する中で運賃引き上げが追いつかず、利益確保が困難になっているという。ただ、アジア航路と欧州航路運賃が反発を始め、米国航路も間もなく底を打つとみられるという。米国路線では来月から繁忙期に入るため、季節料金の加算も計画しているもようだ。
下半期の景気を好感しているハイテク業界は空運の利用がほとんどで、海運業者は主に建材や石油化学製品、生活必需品などを手掛けているため、「業界景気の回復は、世界的な景気の回復を待たねばならない」と慎重な見方を崩していない。
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