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中国信託本社ビル、売却を計画


ニュース 建設 作成日:2009年6月24日_記事番号:T00016173

中国信託本社ビル、売却を計画

 
 中国信託金融控股は台北市信義区にある本部ビルの売却に向けた準備に入ったもようだ。不動産アドバイザーのDTZデベンハム(戴徳梁行)を顧問とし、150億台湾元(約437億円)での売却を見込んでいるという。24日付経済日報が伝えた。

 中国信託は売却後4年間のリースバックと、年投資利回り3.5%の保証を条件として提示している。売却価格が150億元となった場合、遠雄人寿保険が先ごろ129億元で買収した信義計画区A1区画を上回る額となる。

 中国信託は4年後に南港区内に新本社ビルが完成するため、現在の本社ビルを売却することにした。辜濂松董事長は先ごろの財界会合で、本社ビルの売却時期について「まだ決まっていない」と発言していた。

 消息筋によると、DTZデベンハムは国泰人寿保険(キャセイライフ)、富邦人寿保険、新光人寿保険など生保大手や頂新集団などと接触しており、このうち頂新集団の関心が高いという。