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南電、リン酸鉄リチウム電池に参入


ニュース 電子 作成日:2009年6月24日_記事番号:T00016182

南電、リン酸鉄リチウム電池に参入

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のプリント基板(PCB)・IC基板メーカー、南亜電路板(NYPCB)は23日の株主総会で、営業項目に電池製造を加える定款改正を可決した。同社の呉欽仁董事長は、リン酸鉄リチウムイオン電池製造への参入を検討することを明らかにした。24日付経済日報が報じた。

 株主総会ではまた、来年12月末までに行う予定の電池製造技術開発と設備投資費用として1億9,400万台湾元(約5億6,000万円)の支出が承認された。同社は既に燃料電池用触媒電極薄膜の量産を始めているが、売上は全体の2~3%を占めるにすぎない。

 台プラグループは近年、リン酸鉄リチウムイオン電池市場への進出に積極的で、傘下の台塑長園能源科技が今年末に量産に入り、中強電子(CTX)との合弁でリチウムイオン電池のバッテリーセルメーカーを立ち上げ、来年にも生産に入る予定だ。