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ノキアのネットブック、クアンタ受託でQ3出荷か


ニュース 電子 作成日:2009年6月24日_記事番号:T00016185

ノキアのネットブック、クアンタ受託でQ3出荷か

 
 ノートパソコン市場参入を計画する携帯電話世界最大手のノキアとプロセッサー世界最大手のインテルが米国時間23日、モバイル通信市場での提携を発表したが、台湾産業界では、両社の提携はまずインテルの低消費電力プロセッサー、Atom(アトム)搭載の低価格ノートパソコン(ネットブック)からとなり、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の受託生産によって第3四半期から出荷が始まるとの観測が出ている。24日付工商時報が報じた。

 クアンタは6月に入り、ヒューレット・パッカード(HP)のコンシューマ向けノートPCの出荷が始まり、同月の出荷台数は300万~350万台に上る見通しで、第3四半期も3割以上の成長が見込まれている。

 また工商時報によると、ノキアは、インテルのプロセッサーが広く搭載されているネットブックに対抗して、クアルコムが提案しているSnapdragon(スナップドラゴン)搭載の新カテゴリー「Smart book」(スマートブック)も発売する計画とされ、同製品は仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が受託するとの観測も出ている。