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南亜科とイノテラ、DDR3生産を強化【表】


ニュース 電子 作成日:2009年6月24日_記事番号:T00016186

南亜科とイノテラ、DDR3生産を強化【表】

 
 DRAMの新規格DDR3は、新型省電力CULVプラットフォーム搭載のノートパソコンに採用されるなど需要が増えており、現在供給不足に陥っている。これを受け、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は増産などで対応し、DDR3需要に積極的に取り組んでいる。24日付経済日報が伝えた。
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 DDR3は省エネルギーのため、ハイエンドのノートPCやサーバなどでの需要が高まっている。南亜科の白培霖副総経理によると、DDR3は長期契約が中心で、価格も安定しており、DDR2よりも1GB(ギガバイト)当たり1割高い。

 南亜科は12インチウエハー換算で1万5,000枚の生産能力を、年末までに2万枚以上に増強する予定だ。また、製造プロセスを50ナノメートルに移行し、2GBのDDR3を主力にする計画だ。イノテラでもマイクロンから導入する50ナノプロセスで2GB製品を生産するとしている。