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台湾統治で偏向報道、8389人がNHK提訴


ニュース 社会 作成日:2009年6月25日_記事番号:T00016191

台湾統治で偏向報道、8389人がNHK提訴

 
 NHKが4月に放送したNHKスペシャル「ジャパンデビュー」の第1回「アジアの一等国」で、日本の台湾統治が虚偽を交えてマイナス面一色で描かれ精神的苦痛を受けたとして、視聴者8,389人が25日、1人当たり1万円、総額8,389万円の損害賠償を求めて東京地裁に集団提訴を行った。

 原告の取りまとめ役である日本李登輝友の会の柚原正敬常務理事によると、番組の偏向などを理由に行われた集団訴訟としては過去最大規模となった。

 「アジアの一等国」では、1910年の日英博覧会で、日本が先住民のパイワン族を「人間動物園」の見せ物として紹介したと報じたり、取材に応じた高齢者の日本統治のマイナス面に関する発言のみを取り上げるなどしたため、放送直後から偏向報道という批判が殺到。東京や名古屋、札幌など日本各地の7カ所でこれまでに10回以上の抗議デモが行われ、延べ4,000人が参加した。