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台北県市・基隆市、合併で「台北都」誕生も


ニュース 政治 作成日:2009年6月25日_記事番号:T00016194

台北県市・基隆市、合併で「台北都」誕生も

 
 林中森・内政部次長は24日の記者会見で、地方行政区画の変更に向けた改制審査小委員会が台北県の直轄市昇格に同意したことに関し、審査会の共同提案として、台北県市・基隆市が今後合併の方向に向かうことを希望するとの意見が出たことを明らかにした。25日付聯合報が報じた。

 総統府関係者によると、馬英九総統は地方行政の再編について、「3都15県」体制への移行を一貫して主張している。しかし、台北県市・基隆市を合併して「台北都」を誕生させる手続きは地方政府に主導権があるため、今回の提案には強制力はない。

 ただ、台北県、台中県市、高雄県市は合併・昇格によって市議会の議席数を適宜調整することになるが、議席数の上限について内政部関係者が、「台北県市・基隆市合併後の人口700万人を基にした試算も行う」と発言しており、政府の合併への意思が強いことをうかがわせている。