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中国鋼鉄、8〜10月輸出価格10%引き上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年6月25日_記事番号:T00016210

中国鋼鉄、8〜10月輸出価格10%引き上げ

 
 中国鋼鉄(CSC)は24日、8~10月の輸出価格を検討する会議を行い、棒線、冷延・熱延製品、電磁鋼板、電気亜鉛めっきコイル、溶融亜鉛めっきコイルの価格を、1トン当たり30~100米ドル引き上げる方針を決めた。平均値上げ幅は10%以上となり、7~8月の7%を上回る。値上げ後、冷延・熱延製品は1トン当たり500~600米ドル、電気亜鉛めっきコイルなどのめっき製品は700米ドル近くとなる。中厚鋼板のみは価格を据え置く。25日付工商時報が報じた。

 中鋼傘下、中貿国際(チャイナ・スチール・グローバル・トレーディング)の陳沢浩董事長は、アジア市場の需要が高まり、各国の主要メーカーが値上げを行っているため、中鋼にも当然値上げする余地があると語った。

 現在、中国宝鋼など中国メーカーの熱延価格は1トン520~540米ドルとなっており、新日鐵、ポスコの日韓メーカーでは熱延が500米ドル以上、冷延は600米ドル前後となっている。