ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中小型パネルのQ3価格、部品不足で上昇幅拡大へ 【表】


ニュース 電子 作成日:2009年6月25日_記事番号:T00016219

中小型パネルのQ3価格、部品不足で上昇幅拡大へ 【表】

 
 中小型液晶パネルの価格は7月以降、ガラス基板など部品の供給不足で、上昇幅がさらに拡大しそうだ。中華映管(CPT)は、第3四半期のパネル価格は中型で25%、小型で10%上昇すると予測している。25日付工商時報が報じた。
T000162191

 
 中華映管の林盛昌副総経理は、以前はパネルメーカーが必死で在庫をさばこうとしたため値崩れが起き、特に7インチパネルは現金コスト割れとなったが、5月以降はパネルメーカーの受注調整や深刻な部品不足によって価格の上昇傾向が見られると指摘した。

 凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)は、第2四半期に小型パネル価格は既に5%上昇していると指摘し、第3四半期はさらに5~10%の上昇を予測している。

 市場調査会社、ディスプレイサーチのオファー価格統計によると、6月下旬のDVDプレーヤー向けパネルは▽7インチ、12.2米ドル▽8インチ、21.5米ドル▽10.2インチ、36米ドル──、低価格ノートパソコン(ネットブック)向けは▽8.9インチ、24米ドル▽10インチ、36米ドル──。