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調書不実記載疑惑、法廷で決着へ


ニュース 政治 作成日:2007年7月20日_記事番号:T00001622

調書不実記載疑惑、法廷で決着へ


 国民党の総統候補、馬英九氏が台北市長在任中に特別費を流用したとして起訴された事件で、検察側が台北市の出納担当者を取り調べた際、発言内容と異なる供述調書が作成されたという指摘をめぐり、台北地裁は19日、取り調べ内容が録音されたディスクの内容を23日に法廷で確認することを決めた。20日付聯合報が伝えた。

 問題の調書は、最高検察署の侯寬仁検察官が、台北市政府の出納担当者呉麗洳氏を取り調べた際に作成されたもので、馬英九陣営の弁護団は呉氏が「知らない」などと答えているのに、調書には「間違いない」などと答えたように記述されていると主張している。

 弁護団は19日の審理で、「調書と録音ディスクの内容を調べれば、真相が分かる」と主張。これに対し、検察側は「供述と調書の内容に相違点はなく、録音を調べる必要はない」と主張した。