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サムスンがPCM規格策定へ、マクロニクスに恩恵も


ニュース 電子 作成日:2009年6月25日_記事番号:T00016220

サムスンがPCM規格策定へ、マクロニクスに恩恵も

 
 サムスン電子は24日、早ければ年末にもスイス・ニューモニクス社と共同で相変化メモリー(PCM)の規格を策定し、来年に同規格の製品を発表すると表明した。これによりPCMは、NAND型、NOR型といったフラッシュメモリーに代わる次世代メモリーとして一気に普及が進む可能性があり、台湾ではこの分野で核心的な特許を多く持つ、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)が恩恵を受けそうだ。25日付経済日報が伝えた。

 マクロニクスは同日、今後も提携先のIBMとPCM技術の開発を続けるとし、「将来的なビジネスチャンスを期待している」とコメントした。

 PCMは処理速度が速く、大容量で省電力という長所があり、デジタルカメラやMP3プレーヤー、携帯電話などの次世代メモリーとして期待されている。また、フラッシュメモリーは65ナノメートル製造プロセス以降の技術において、物理的な制限で微細化の限界に達しているとされるが、PCMではこのボトルネック解消が可能とみられる。