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味王、土地資産を有効活用へ


ニュース 食品 作成日:2009年6月26日_記事番号:T00016232

味王、土地資産を有効活用へ

 
 調味料大手、味王の穎川建忠董事長は25日、定時株主総会で、土地資産の有効活用により、収益性の向上に努めていく姿勢を強調した。26日付経済日報が伝えた。

 味王は3年以内に台北市中山北路の本社ビル「中建大楼」を改築するほか、三重工場の用地再開発、ベトナム工場の商業施設への改築などで安定した不動産賃貸収入の確保を目指す方針だ。

 穎川董事長は「(台北市士林区で開発した)高級マンション『天母楽活』による貢献で負債はほとんど解消された。将来は資産の活性化と電子ビジネスの採用で全体の収益を改善したい」と述べた。

 本社ビルの敷地面積は230坪で、台北市の土地再開発奨励制度の条件を満たしていない。このため、今後は周辺の用地取得を進め、敷地面積を奨励制度の最低条件となる330坪まで拡大し、超高層ビルへの改築を進める方針だ。

 三重工場に関しては、既に土地用途変更申請を提出しており、来年中には認可が見込まれる。3年以内に30階建ての高層ビル建築を目指す。