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順徳工業のLEDリードフレーム、シャープから受注


ニュース 電子 作成日:2009年6月26日_記事番号:T00016246

順徳工業のLEDリードフレーム、シャープから受注

 
 リードフレーム世界4位の順徳工業(SDI)がディスクリート用、IC用といった半導体向けから発光ダイオード(LED)用リードフレームへの事業拡大を着々と進めている。陳朝興同社総経理は25日、シャープや光宝科技(ライトン・テクノロジー)を含む多くの顧客から既にLED用リードフレームの受注を獲得したと明かした。同製品の生産額は当初、1カ月当たり1,500万台湾元(約4,370万円)となり、このうちシャープからの受注が6割を占めるという。26日付工商時報が報じた。

 陳総経理によると、シャープはこれまでLED用リードフレームを日本のメーカーから調達していたが、コスト低減のため、今回初めて海外から調達することを決め、これが順徳工業の受注につながったという。今回シャープから受注した製品は2、3種類で日本シャープおよび海外工場に出荷する。

 順徳工業はLED向けリードフレームの生産額を、年内に月3,000万~4,000万元まで引き上げ、来年はさらに倍増させたい考えだ。