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作成日：2009年6月26日_記事番号：T00016247
ＰＣ向け部品不足、ファウンドリーも影響懸念
中小型液晶パネル、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）向けコントローラチップ、電源管理ＩＣといったノートパソコン向け部品の供給不足問題が深刻化しており、６月下旬に入りノートＰＣメーカーからハイシーズンに当たる第３四半期の出荷が期待されたほど伸びないと悲観する声が出る中、川上のファウンドリーでも、川下の出荷低迷により同期の出荷に影響が出るとの懸念が示されている。26日付電子時報が報じた。
半導体業者によると、通信用チップ業者が最近第３四半期の生産量予測を下方修正していることから、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）などファウンドリーが携帯電話市場での需要に対する見方を悲観し始めているという。さらにＰＣ用部品の不足により川下メーカーが出荷予測を下方修正していることで、比較的好調なＰＣ向けチップでもパネル用ドライバＩＣやグラフィックチップなどの受注見通しに見直しの必要が生じているという。
