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5月の景気先行指数、半年平均変動率16カ月ぶりプラス


ニュース その他分野 作成日:2009年6月29日_記事番号:T00016264

5月の景気先行指数、半年平均変動率16カ月ぶりプラス

 
 行政院経済建設委員会(経建会)が26日発表した5月の景気総合判断指数は、株価の上昇やM1B(現金通貨と預金通貨)の伸びを受けて、前月比1ポイント上昇して過去7カ月で最高の12ポイントとなった。景気対策信号は9カ月連続で「後退」を示す「青」のままだが、先行指標総合指数は94.9ポイント(前月比3.3ポイント上昇)に上昇、半年平均の変動率が前月比8.6ポイント上昇の3.5%となり、16カ月ぶりにプラスに転じた。27日付工商時報は、景気後退期が一段落したと論じている。
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 経建会経済研究処の洪瑞彬処長は、「景気後退は一段落したものの、回復とまではいえず、今後3カ月の動向を見守る必要がある」と慎重な見方を示した。陳添枝経建会主任委員は「先行指標の回復は予想より早かった」と述べ、回復のスピードは遅いものの、各界が予想するほど景気低迷は長くないとの見解を示した。
 
 また、胡仲英副主任委員は「今年第4四半期から来年第1四半期にかけ、景気回復が表面化する」との予測を述べた。
 
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