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モーテックが太陽電池で新技術、変換効率17.5%に


ニュース その他製造 作成日:2009年6月29日_記事番号:T00016269

モーテックが太陽電池で新技術、変換効率17.5%に

 
 太陽電池最大手、茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)は26日、新技術「X-CELL」を発表した。同技術の利用で、単結晶太陽電池の太陽光から電力への変換効率は現在の17%から17.5%に向上、発電量は5インチ製品で1枚当たり2.6W(ワット)へと4%向上する。現在5インチ製品が出荷可能で、第3四半期には6インチ製品を発表予定だという。27日付工商時報が伝えた。
 
 モーテックによると、現在特許を申請中の「X-CELL」技術は、表面に独自の凹凸を加えることで、太陽光が電池内にとどまる時間を延ばし、変換効率を高めることができる。また、薄型化でシリコン基板の破損率が上昇する傾向があるが、「X-CELL」で破損率を低減できると強調した。さらに、現在保有する設備で導入可能なため、新たな設備投資が不要とメリットを指摘した。