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HPが出荷12%上方修正か、クアンタ・インベンテックに恩恵も


ニュース 電子 作成日:2009年6月29日_記事番号:T00016274

HPが出荷12%上方修正か、クアンタ・インベンテックに恩恵も

 
 29日付工商時報によると、需要の回復を受け、ノートパソコン世界最大手のヒューレット・パッカード(HP)が下半期のノートPC出荷台数目標を、約12%増となる3,800万台に引き上げるという観測が出ている。これにより同社からコンシューマー向け機種を受託する広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、企業向け機種を受託する英業達(インベンテック)などの台湾メーカーに恩恵が期待できそうだ。

 上半期、ノートPC10機種を新たに発売した宏碁(エイサー)とは対照的に、HPは上半期、多くが従来機種のみの出荷にとどまっていたが、下半期からは低価格パソコン(ネットブック)の「Mini」シリーズ3機種や、インテルの省電力CULVプラットフォーム搭載ノートPCなど新機種を発売し、ラインナップの充実を図るとされている。CULV機種はクアンタのほか仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が受託する。

 また、ノートPC領域への参入間もない鴻海精密工業も、今年からAMDの低価格プラットフォーム「Yukon」搭載機種の15.6インチ製品をHPから受注し、来年は通年で200万台を出荷するとみられている。