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中台の太陽電池業界団体、連携機運高まる


ニュース その他製造 作成日:2009年6月29日_記事番号:T00016277

中台の太陽電池業界団体、連携機運高まる


 中台の生産性向上推進団体が開催する「世界生産力産業経営管理交流フォーラム」に先立ち、中国側の中国生産力促進センター(CPPC)の石定寰理事長(中国再生可能エネルギー学会理事長)は28日、中台の太陽電池産業は研究開発(R&D)から生産に至るまでの過程で相互補完関係を築くことが可能だと訴えた。29日付経済日報が伝えた。
 
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台湾CPC許勝雄董事長(右)と中国CPPCの石定寰理事長(左)。3回目となる今回のフォーラムのテーマは、金融危機克服に向けた中台企業の協力だ(28日=中央社)

 石理事長は「台湾は再生エネルギー分野で既に国際化を進めており、経験も備えている。一方中国は豊かな資源を持ち、生産コストも安い」と指摘した上で、「中台は相互補完が可能で、産業の川上と川下を統合し、アジア一、世界一の産業連盟を構築すべきだ」と語った。

 同フォーラムは台湾側の中国生産力センター(CPC)と中国側の中国生産力促進センターの共催で29、30の両日、台北で開かれる。中国側からは国務院発展研究センターの劉勇主任、国家発展改革委員会社会発展研究所の楊宜勇所長らが出席する。