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中華電信で回線トラブル、株取引に影響


ニュース 金融 作成日:2009年6月30日_記事番号:T00016288

中華電信で回線トラブル、株取引に影響

 
 29日午前9時55分ごろ、中華電信の通信回線にトラブルが起き、大台北地区(台北県市、基隆市)の証券会社約70社と証券取引所を結ぶ回線がつながりにくい状況となり、株式売買に35分間にわたり影響が出た。午前10時半に復旧した。

 30日付自由時報によると、トラブルは中華電信の非同期転送モード(ATM)にシステム故障が発生したことが原因で、同社は3週間以内にシステムの安定性を向上させる対策を取るほか、証券取引所内にATM交換機1台を増設し、再発防止に努める方針だ。

 トラブルが発生した時間帯は、売買注文ができない状態となり、売買代金が大きく落ち込んだ。証券取引所は「回線問題は不可抗力によるもので、証券取引所や証券会社は賠償責任を負わない」と説明した。