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不動産景気信号、Q1も「低迷」


ニュース 建設 作成日:2009年6月30日_記事番号:T00016291

不動産景気信号、Q1も「低迷」

 
 内政部建築研究所(建研所)が29日発表した第1四半期の不動産景気動向指標は、総合判断指数が前期比で1ポイント下落して2001年第4四半期以来で最低の6ポイントとなり、景気信号も景気低迷を示す「青」のままだった。調査を取りまとめた張金鶚政治大学地政系教授は、世界金融危機の影響が生産面、取引面の両方に及んだためと説明した。30日付工商時報が報じた。

 張教授はまた、今回のデータからは市場回復の兆しは読み取れないと指摘し、IT(情報技術)バブル崩壊の打撃を受けた00年第3四半期~01年第4四半期に1年以上にわたって総合判断指数が6~7ポイントで推移した例を挙げ、「いったん6ポイントに落ち込むと、景気の早期回復は容易ではない」と語った。