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YUSCOのステンレス、7月は台湾向け3%値上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年6月30日_記事番号:T00016298

YUSCOのステンレス、7月は台湾向け3%値上げ

 
 ステンレス大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)は29日、7月の熱延、冷延各ステンレス製品の台湾域内向け価格を300系で1トン当たり2,000台湾元(約5,800円)、400系で同3,000元引き上げる平均約3%の値上げを決定した。海外向け価格は同80~150米ドルの値上げ。30日付工商時報が報じた。

 値上げ後の域内向け価格は、300系熱延コイルが9万2,000元、冷延コイルが9万6,500元。

 林義守YUSCO董事長は値上げの理由として、国際ニッケル価格の高騰などによる輸入原料コスト上昇を挙げた。国際ニッケル価格は先ごろ今年最高となる1トン当たり1万5,800米ドルを記録している。

 一方、同じくステンレス大手の唐栄鉄工廠も同日、台湾域内向けで1トン当たり2,000元の値上げを決定した。6月に値上げを行わなかった海外向けは、一気に300米ドル値上げする。