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馬総統、パナマ次期大統領と首脳会談


ニュース 政治 作成日:2009年7月1日_記事番号:T00016313

馬総統、パナマ次期大統領と首脳会談

 
 中米の友好国歴訪で最初の訪問国パナマに到着した馬英九総統は30日、1日に就任式を控えたリカルド・マルティネリ次期大統領と首脳会談を行った。中央社が1日報じた。
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首脳会談を行う馬総統とマルティネリ次期大統領(30日=中央社)
 
 王郁?総統府報道官によると、首脳会談は30分間で、パナマの都市交通システム(MRT)建設や中台関係などについて話し合われた。

 MRT建設については、マルティネリ次期大統領が台湾による援助に期待を示し、馬総統は「台湾は建設と運営面で多くの経験がある」と応じる意向を表明した。マルティネリ次期大統領はまた、中国との経済関係を発展させたいと発言し、馬総統は「台湾との外交関係に悪影響を及ぼさないであれば、友好国が中国との経済関係を発展させることには反対しない」と回答した。馬総統は1日、マルティネリ氏の大統領就任式に参加する。

 パナマ入りに先立ってトランジットで訪問した米サンフランシスコで、馬総統はライス前国務長官と電話で会談した。ライス氏は馬総統の対中・外交政策について「中台関係に大きな好ましい変化をもたらし、米国にとっても有益となっている」と高く評価したという。

 今回の中米歴訪では、パナマ、ホンジェラス、ニカラグアの3カ国の訪問を予定していたが、ホンジェラスはセラヤ大統領が追放される軍事クーデターが発生したためスケジュールを取り消した。