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外国人労働者削減、半年で目標達成


ニュース その他分野 作成日:2009年7月1日_記事番号:T00016315

外国人労働者削減、半年で目標達成

 
 行政院労工委員会(労委会)が今年初め、雇用対策として、製造業の外国人労働者雇用枠を年内に3万人減らす方針を発表したところ、外国人労働者数は6月時点で16万人となり、ピーク時の19万人より3万人減少したことが分かった。1日付工商時報が伝えた。

 削減目標が半年で繰り上げ達成された背景には、金融危機で外国人労働者数が昨年11月からじわじわ減少したことに加え、3交代制による外国人雇用枠の申請中止、再雇用制限、不法就労者の取り締まり強化などが背景にある。

 労委会は外国人労働者の削減政策を年内は維持し、景気動向を見極めながら、規制緩和の時期を探る構えだ。

 一方、介護ヘルパーとして働く外国人は6月末現在で17万人に達するが、労委会は高齢化対策の一環として、外国人ヘルパーの雇用制限を緩和する方向でも検討を進める。