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原発の強震緊急停止システム、11月に稼働


ニュース 公益 作成日:2007年7月20日_記事番号:T00001632

原発の強震緊急停止システム、11月に稼働


 台湾電力によると、大地震が起きた際の原子力発電所の緊急停止システムが、今年11月から正式運用となる。同システムは行政院原子力委員会の求めに応じて2005年から06年にかけて整備し、すでに基幹部品の信頼性テストが終了している。稼働後は地震の加速度が想定値を超えた場合、原子力発電機が緊急停止する。

 7月16日の新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発は耐震基準想定値の1.5倍の強い揺れで緊急停止し、放射性物質を含む使用済み燃料プールの水があふれた。この事故について台電は、「安全に停止したことは原発の耐震設計に十分な余裕があることを意味している。また、核反応炉の冷却水システムは問題がなかった」と評価した。