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TAITRAのB2Bサイト、中国向け簡体字版が登場


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月1日_記事番号:T00016325

TAITRAのB2Bサイト、中国向け簡体字版が登場

 
 中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は、企業間商取引(B2B)を支援するポータルサイト「台湾経貿網」で、きょう(1日)から中国の利用者向けに簡体字版サイトが登場した。台湾の重点産業13項目に関する情報やカタログを提供し、台湾企業や外国企業、および中国企業に取引機会を提供する。1日付工商時報が伝えた。

 家電、自動車、IT(情報技術)製品などで大規模な内需拡大政策を打ち出す中国は、台湾からの調達拡大を積極的に進めており、調達団や視察団が相次いで来台している。TAITRAの黄文栄副秘書長は、中国の内需拡大政策が生み出す商機は少なくとも7,000億人民元(約9兆8,700億円)に達すると語り、サイトの整備により台湾企業のネット上でのマーケティングを支援し、受注獲得を促進したい考えだ。

 中国では当局の管理が厳しく、ウエブサイトの閉鎖などが頻繁に行われるため、台湾企業にもその被害が及ぶことがある。TAITRAは500万台湾元(約1,470万円)をかけ、閉鎖される心配のないプラットフォームを提供するとしている。