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KYMCO、長沙工場を閉鎖へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年7月1日_記事番号:T00016328

KYMCO、長沙工場を閉鎖へ

 
 光陽工業(KYMCO)は、下半期中に中国湖南省の長沙工場を閉鎖することを明らかにした。同社の中国の生産拠点は江蘇省の常州光陽摩托車を残すのみとなる。1日付聯合報が報じた。

 同社は中国に進出して15年になるが、中国政府は数年前から交通安全と環境保護のため、人口の密集する沿海地区を中心とした170以上の都市でオートバイの使用を禁止している。一方、農村部では低価格の中国メーカー製が人気となり、同社の中国での販売台数は減少の一途をたどっている。

 常州光陽の盧阿居総経理によると、同社の今年1~5月の輸出台数は5万9,000台以上、売上高は4,600万米ドルだったが、中国国内での販売台数は3,212台、売上高は200万米ドルにとどまった。今後は欧州を中心とした輸出を重点に置く方針で、今年の輸出台数は12万台と予想している。