ニュース 運輸 作成日:2009年7月2日_記事番号:T00016345
長栄海運(エバーグリーン・マリン)は、台北港コンテナふ頭の供用開始に伴い、貨物船の寄港先を基隆港から台北港(台北県八里郷)に相次いで変更している。これまで基隆港を経由していたシンガポール、マレーシアへの近距離航路が台北港に移ったほか、基隆港にあった事務所も台北港に移転した。他社との共同運航船は基隆港に残っているが、長栄海運は徐々に基隆港からの撤退を進める見通しだ。2日付中国時報が伝えた。
台北港コンテナふ頭は長栄海運、陽明海運(ヤンミン・ライン)、万海航運(ワンハイラインズ)が合弁で建設したもので、今年3月9日に供用を開始し、基隆港に代わる台湾北部の主要港湾と位置づけられている。
長栄海運の遠洋航路は90年代に基隆港から高雄港へと寄港地を移しており、台北港の台頭が基隆港の生き残りに大きな衝撃となることは必至だ。
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