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台湾保険会社の進出規制、中国が緩和へ


ニュース 金融 作成日:2009年7月2日_記事番号:T00016350

台湾保険会社の進出規制、中国が緩和へ


 中国保険監督管理委員会(保監会)の李克穆副主席は1日、台湾の立法院代表団と懇談した席上、外資系保険会社に対する参入規制を台湾の保険会社に限り緩和する方針を明らかにした。2日付工商時報が伝えた。

 中国保監会は外資系保険会社の現地法人設立に際し、総資産50億米ドル、設立後30年、駐在員事務所開設から2年という条件を課している。これについて、李副主席は「海峡両岸の感情はかけがえのないもので、欧米国家とは異なる。制限も相応の調整が必要だ」と述べ、台湾資本の保険会社に関してのみ参入制限を緩和する意向を示した。緩和時期に関する言及はなかった。

 李副主席は「他の外資系保険会社の反発は確実だが、大陸側は台湾資本の保険会社を大陸で一、二を争う保険会社に成長させることが既定の政策だ」と述べた。