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AUO・奇美電、パネル価格上昇でQ3黒字へ 【表】


ニュース 電子 作成日:2009年7月2日_記事番号:T00016361

AUO・奇美電、パネル価格上昇でQ3黒字へ 【表】

 
 7月の液晶パネル価格上昇幅は6月より縮小することはないとの見方が1日、市場調査会社、ウィッツビューの張小彪研究部主管から示された。既に単月黒字に転じている韓国メーカーに続き、いまだ赤字が続いている友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)など台湾メーカーも、第3四半期中には黒字転換を果たす見通しだ。2日付経済日報が報じた。
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 張主管によると、テレビ用32インチ型パネルの平均価格は現在210米ドルで、昨年の240米ドルから大きく落ち込んでいる。しかし、7月には10~15米ドル上昇するとみられ、8月も続伸する見通しだ。またモニター用価格は7月、5~10米ドルの上昇と予想されている。

 パネルメーカーも第3四半期のパネル価格は引き続き上昇するとみている。現在市場の在庫量が健全な水準にあることに加え、▽中国市場の需要▽川下の大手ブランドメーカーによる下半期分のパネル確保▽川上の部品不足によるパネルの需給逼迫(ひっぱく)──などが好感の理由だ。