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TMCの中国語名称、「台湾記憶体」は使用不可


ニュース 電子 作成日:2009年7月2日_記事番号:T00016362

TMCの中国語名称、「台湾記憶体」は使用不可

 
 台湾DRAM産業の再生を目標に政府主導で設立予定のDRAMメーカー、TMC(Taiwan Memory Company)は、これまで社名の中国語表記を「台湾記憶体公司」とするとしていたが、同名称が既に別の企業によって登記されていることが明らかにとなり、変更を迫られている。新名称には、▽台記科技▽聯台創新記憶体▽台湾創新記憶体──の3つが候補に挙がっているもようだ。2日付経済日報が報じた。

 経済日報によると「台湾記憶体公司」の名称は、桃園県の企業によって2004年に登記されており、TMCによる使用は不可能だという。これを受けてTMCの宣明智招集人は、上記3つの名称を候補として経済部に申請したという。

 正式な中国語名候補が相次いで浮上していることや、技術パートナーであるエルピーダメモリへの日本政府による公的支援が決定したことなどから、業界ではTMCによる会社設立の正式申請が近いとの見方が強まっている。