ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

保険会社の不動産投資緩和、金管会審議が難航


ニュース 金融 作成日:2009年7月3日_記事番号:T00016373

保険会社の不動産投資緩和、金管会審議が難航

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は2日、保険会社が単一の不動産物件に投資する際の上限算定基準を緩和する方向で委員会会合を開いたが、リスクベース自己資本比率(RBC)が200%を下回る保険会社の取り扱いについて結論が出ず、来週再審議を行うことになった。3日付経済日報が伝えた。

 審議では、リスクベース自己資本比率が200%に達していない保険会社をめぐって、増資完了まで投資上限の引き上げを認めないとの意見と、増資計画さえ提出すれば、投資上限の引き上げを認めるとの意見があり、調整が付いていない。

 また、財務体質が弱い保険会社が特定の不動産物件に資金を集中投入することはリスクが大きいとして、一部には増資計画以外にも何らかの補完措置を求めるべきとの意見もある。