中華工程は２日、財政部国有財産局が実施した公有地入札で、台北市信義路２段の公有地（面積124.03坪）を６億2,100万台湾元（約18億円）で落札した。１坪当たり価格は500万6,800元で、商業地の落札価格としては過去５位となる。３日付工商時報が伝えた。
不動産景気の回復で、台北市中心部での公有地売却入札は脚光を集めており、今回の入札は中正紀念堂付近の「華光社区」の用地獲得合戦を占う上でも注目された。
業界関係者は「中華工程が都市再開発用地を高値で競り落としたことは、不動産景気の好調を示すもので、建設各社は高値で都心部の貴重な用地獲得に乗り出している」と分析した。
