ニュース 食品 作成日:2009年7月3日_記事番号:T00016384
スイス・オバルチン(中国語名、阿華田)ブランドの麦芽キャンディー「Ovalteenies(同、機智豆)」を学校行事で提供されて食べた台中市・四維小学校の児童11人が6月26日、相次いでおう吐や下痢の症状が出て病院に運ばれた。病院の通報により衛生局が検査したところ、同製品から食中毒の原因となるセレウス菌が基準値の2倍検出された。行政院衛生署は2日業者に対し、売り場からの撤去および学校向けに供給された30万パック余りの回収を指示した。3日付蘋果日報が報じた。
台湾の子どもに人気の阿華田機智豆は2日夜、スーパーやコンビニエンスストアなどから一斉に撤去された(2日=中央社)
問題の「機智豆」は英聯食品飲料がタイから輸入したもので、欣臨企業(THL)が台湾で代理販売している。欣臨は2日から1週間「機智豆」の販売を停止し、購入者からの返品を受け付けている。また、「現在どの段階で菌が付着したかを調査中」としている。
中国医薬大学付属病院感染科の王任賢主任は、「製造過程で温度管理に問題があった可能性がある」と指摘した上で、セレウス菌が体内に入れば1~5時間後におう吐・下痢などの症状が現れるが、毒性は弱く、菌が体外に排出されれば徐々に回復すると説明した。
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