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群創の液晶モニター出荷、Q2は1千万台に迫る


ニュース 家電 作成日:2009年7月3日_記事番号:T00016387

群創の液晶モニター出荷、Q2は1千万台に迫る

 
 3日付電子時報によると、鴻海グループ傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は第2四半期、液晶モニターの出荷台数が1,000万台に迫り、過去最高を記録したとみられる。川下顧客による在庫補充需要から、3月に初めて同製品の出荷台数が300万台に達した群創では、4、5、6月も単月で同水準の出荷が続き、第2四半期全体では950万台を超えたもようだ。

 群創の今年のモニター出荷の目標台数は3,600万~3,700万台。昨年は3,000万台余りだった。この数値から、同社が単月出荷台数300万台以上を年末まで維持できると考えていることがうかがえる。

 なお、昨年下半期以降の世界的不況を受けて鴻海精密工業の郭台銘董事長は、傘下企業に徹底したコスト削減を要求した。これが奏功して、群創はモニターの利益率が向上したことに加え、出荷台数増加、液晶パネル価格上昇によって、6月は黒字転換を果たしたもようだ。