ノートパソコン受託生産大手の広達電脳（クアンタ・コンピュータ）は、中堅以上で潜在能力がある幹部を対象に次世代の経営陣育成を目指した「広達菁英学院」を発足させることを計画している。３日付経済日報が伝えた。
同学院は人材育成に熱心な林百里董事長の肝いりで設けられ、外部の人材コンサルタント会社の協力を得ながら、人材育成を進めるという。
林董事長はこのほど60歳を迎えた際、今後５年間で後継人材を選び、その後の５年間は一緒に経営に携わり、自身は70歳で引退するという世代交代計画を明らかにしていた。
同社の後継者としては王震華前総経理が最有力候補だったが、王氏が2007年に退職したことで先行きが不透明となっていた。
