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遠東航空、運航再開は12月以降に


ニュース 運輸 作成日:2009年7月6日_記事番号:T00016403

遠東航空、運航再開は12月以降に

 
 経営再建中の遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は、新たな経営陣が決定したことで、これまで復帰呼び掛けに応じた91人の従業員に対し3日、6月後半の給与の8割を支給した。運航再開については、保守点検計画が先ごろの交通部民用航空局(民航局)の審査で承認されず、資料を補足しての再提出となったため、当初予定の10月から12月にずれ込むことになるという。4日付工商時報が伝えた。

 運航再開計画では、第1段階として機体4機を用意し、台湾内路線では台北~金門・馬公に就航、中台直航便は割当枠の2社が埋まっていない台北~瀋陽、および重慶、南京を優先的に選ぶ考えだ。

 同社の再建責任者、関思屏総経理は、裁判所が6月15日に責任者の変更を認める判決を下したことから、新たな投資者から16日以降の給与が支給されることになったと説明した。同社は今後も従業員を積極的に呼び戻す考えだ。

 李志熙副総経理によると、現在復帰しているのは機体整備スタッフなどが中心で、今後は総務スタッフや、操縦士、客室乗務員など300~400人の復帰を目指す。