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台中のコンベンション施設、BOT再入札へ


ニュース 建設 作成日:2009年7月6日_記事番号:T00016411

台中のコンベンション施設、BOT再入札へ

 
 台中市政府は3日、工事が中断しているコンベンション施設「台中国際会展中心」をめぐり、施工業者の郷林集団との契約を解除したことを受け、同施設の名称を「台中市大都会地標(ランドマーク)広場」と改め、BOT(建設・運営・譲渡)方式で再入札を実施すると発表した。中国資本を含む外国企業にも広く参加を呼び掛け、9月2日に入札書類の提出を締め切る。4日付工商時報が伝えた。

 建設地は台中市第7期再開発区にある3ヘクタールの用地で、1,000人以上を収容する多機能コンベンション施設と最低5,400坪の緑地を設けることが開発条件となっており、商業施設、ホテルなどと組み合わせた複合開発が見込まれている。

 台中市経済発展処の朱蕙蘭処長は「今回のBOT計画は投資制限業種に該当しないので、中国資本による投資も歓迎する」と述べた。

 一方、工事遅延から契約を解除された郷林集団は再入札決定に強く反発しており、入札中止を求める仮処分申し立てのほか、刑事告訴も辞さない姿勢を示している。