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日系ネットブック増加、台湾受託メーカーに恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年7月6日_記事番号:T00016422

日系ネットブック増加、台湾受託メーカーに恩恵

 
 仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)がODM(相手先ブランドで設計から製造までを担当)を行っている東芝の低価格ノートパソコン(ネットブック)が、3日に開幕した台北多媒体大展(マルチメディア展)で発売された。日系パソコン大手はネットブックに対する姿勢が積極的になってきており、台湾受託メーカーへの生産委託が増加傾向にある。4日付経済日報が報じた。

 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、富士通の10インチ型のネットブックを受託生産している。富士通は台北に調達センターを設け、12インチ型以下のネットブック全機種を台湾メーカーに委託している。クアンタはソニーの超小型ノートPC「VAIO type P」を受託生産しているものとみられる。

 なお、コンパルは聯想集団(レノボ)や米デルからもネットブックを受注、第2四半期の出荷台数は前期比20%増となり、今年はネットブックの受託生産台数で世界首位となる見通しだ。