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内湖地区、MRT開通でオフィス物件が人気


ニュース 建設 作成日:2009年7月7日_記事番号:T00016441

内湖地区、MRT開通でオフィス物件が人気

 
 台北MRT(都市交通システム)内湖線が4日開通したばかりの内湖地区では、利便性向上と台北市中心部より割安な地価でオフィス物件に人気が集まり、6月中旬から問い合わせが5~6割も増えているという。特に内湖科技園区内を通る瑞光路沿いが人気で、坪単価が60万~65万台湾元(約170万~190万円)まで上昇しているもようだ。7日付工商時報が伝えた。

 ジョーンズ・ラング・ラサール(仲量聯行)によると、同地区のオフィス賃料は1坪当たり900元と台北中心部の約3分の1となっており、コストを削減したい企業にとっては魅力だ。このため昨年末以降に内湖区に移転した企業のオフィスの総床面積は1万2,000坪~1万3,000坪に上ってるという。

 不動産仲介の信義房屋によると、こうした状況を背景にオフィス物件の問い合わせが急増しており、その多くを占めるのは100~150坪の中小型物件だという。そのうち2~3割は賃貸物件としての転用を目的とする購入だ。また、150~300坪の中大型物件に関しては、中台間を頻繁に往来する紡織業や旅行業者が多いという。