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基隆港、初の5カ月連続赤字


ニュース 運輸 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016461

基隆港、初の5カ月連続赤字

 
 基隆港は今年1~5月の貨物取扱量が前年同期比30%減の計2,766万トンで、これを受けて開港113年来初めて、5カ月間連続の赤字を記録した。赤字額は合計4,700万台湾元(約1億3,500万円)だ。ただ、6月は中国のコンテナ会社に対するコンテナ集積場賃貸料で巨額の業務外収入を得て、5億元以上の黒字に転換した。8日付中国時報が報じた。

 最新の統計によると、基隆港の今年上半期のコンテナ取扱量は前年同期比約30%減の75万TEU(20フィートコンテナ換算)。基隆港務局は、後退の要因を世界的不況の影響と説明した。

 一方、今年2月にコンテナふ頭の供用を開始した台北港は、5月までの貨物取扱量が715万トンで、前年同期比70%増加した。6月のコンテナ取扱量は11万8,000TEUだった。