ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国人観光客の自由旅行、離島での先行開放を検討へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016462

中国人観光客の自由旅行、離島での先行開放を検討へ

 
 劉兆玄行政院長は7日、現在5人以上の団体旅行に制限されている中国人の台湾観光について、「離島での先行開放なら、比較的単純で、実現可能な案といえる」と発言した。8日付経済日報が報じた。

 劉行政院長によると、交通部観光局が今後、中台間の直接往来措置「小三通」利用で金門、馬祖、澎湖地区を訪れる中国人観光客に対し、「5人以上の団体旅行」の制限を受けない自由旅行方式での観光を開放することについて検討を進める。

 ただ、観光局での開放検討について劉行政院長は「時間がかかりすぎるため行政院大陸委員会(陸委会)の意見表明を待つ必要はない」と発言したが、賴瑟珍観光局長は「(中台)双方にかかわる問題であるため、まず陸委会の承認を得る必要がある」としている。

 劉行政院長はまた、中国の政府・党・軍関係者に対する金門・馬祖地区でのビザ発給や、陳雪生・中国福建省福州市連江県長が提案する、同市での連江県と金門県の事務所開設についても「検討する」と発言した。