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太陽電池のジンテックとソーラーテック、6月は小幅増収


ニュース その他製造 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016470

太陽電池のジンテックとソーラーテック、6月は小幅増収

 
 太陽電池業界は昨年後半から価格下落による業績低迷が続いていたが、6月は?晶能源科技(ジンテック・エナジー)と昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)がともに、売上高が小幅ながら成長となった。両社の同月売上高は、ジンテックが10億6,100万台湾元(約30億5,000万円、前月比5.4%増)、ソーラーテックが2億100万元(同6.4%増)。8日付工商時報が伝えた。

 一方、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の太陽電池メーカー、旺能光電(デルソーラー)の売上高は、生産ライン移行作業のため、前月比12.7%減の2億7,700万元まで落ち込んだ。また、7日付蘋果日報などが「同社が100億元を投じ、太陽電池用シリコンウエハー工場3基を建設する」と報じたことについて、親会社のデルタは「そうした計画はない」と否定した。

 なお工商時報は太陽電池市場における今後の見通しについて、太陽電池原料の多結晶シリコンウエハー価格では底打ち感が出ているが、太陽電池モジュール価格はまだ回復の兆しがなく、楽観できないと指摘している。