ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中龍鋼鉄の拡張計画、環境差異報告を承認


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016473

中龍鋼鉄の拡張計画、環境差異報告を承認

 
 行政院環境保護署は7日、中国鋼鉄(CSC)傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)による第2期拡張計画第2段階の環境差異分析報告を承認した。環境評価大会での確認を待って、来年にも着工が可能となる見通しだ。8日付経済日報が伝えた。

 同社の設備拡張後の二酸化炭素排出量は年間1,171万トンに達し、台湾全土の排出量の3.76%を占める。これは紡織業界全体の排出量を上回る規模で、環境評価委員からは同社に自発的な排出削減計画をさらに明確化するよう求める意見が出た。

 第2期拡張計画第2段階は、高炉2基の年産能力を300万トンから500万トンに拡充し、ビレット年産能力を現在の366万5,000トンから621万9,000トンに拡大するものだ。昨年時点で環境影響評価が審査を通過しているが、生産工程に変更部分があったため、同社は環境差異分析報告を提出していた。