ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

パナソニック台湾、TVパネルの台湾調達を削減


ニュース 家電 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016476

パナソニック台湾、TVパネルの台湾調達を削減

 
 パナソニック台湾は7日、他の家電およびIT(情報技術)製品メーカーとの差別化を図るため、32インチ以上の液晶テレビ用パネルはすべて、日本のメーカーの「IPSαパネル」を採用すると宣言した。今後は22インチおよび26インチパネルのみ奇美電子(CMO)から調達することになる。8日付工商時報が報じた。

 7月1日に就任したばかりの中谷明弘総経理は、今年同社の薄型テレビ出荷台数を前年比50%成長となる15万台を目標とすると発言している。このうち8割を液晶テレビが占めるとみられることから、奇美電からのテレビ用パネル調達は、7万枚減少すると予想される。

 昨年台湾テレビ市場におけるパナソニックのシェアは、ソニー、LG電子、奇美電、大同綜合訊電に抜かれ、首位から5位へと後退した。7日、VIERA(ビエラ)シリーズ14製品を一気に発表した同社は、今年は3位以内への返り咲きを狙う。