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書籍の電子化、教科書と図書館を優先


ニュース 電子 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016477

書籍の電子化、教科書と図書館を優先

 
 行政院は7日までに、経済部、教育部、行政院新聞局に電子ブック産業行動計画のとりまとめを指示した。今後はまず、教科書と図書館蔵書から書籍の電子化に取り組む方向で検討を進め、2013年時点で台湾の電子ブック市場を1,000億台湾元(約2,900億円)規模にまで拡大したい考えだ。昨年の市場規模は120億元だった。8日付経済日報が伝えた。

 経済部は電子ブック産業を電子ブックリーダー、コンテンツ、メディアの3分野に分け、相互協力を進めるほか、コンテンツ業者に研究開発(R&D)費を支援する。教育部は小中学校に電子ブックの活用を奨励し、教科書の電子化を優先的に進める。新聞局は出版業者による電子ブック開発を支援していく。

 関連企業は電子ブック普及に向けた合弁会社を設立し、行政院国家発展基金にも出資を求める方針だ。